Zoo-phonics©で英単語の発音とスペルを早く楽しく習得できます。
フォニックスとは
「フォニックス」は、つづり字と音素(音声)の関係を規則化して教える教授法で、英語圏の国々で、子供に読み方を教えるために広く用いられている方法です。英語の綴りは、その80%近くが文字と音のルールに沿っています。フォニックスのルールとパターンをたくさん覚えれば、英単語の発音もスペルもより簡単に習得できますが、実際はその種類がとても多く、紛らわしい例外もたくさんあります。
一般的なフォニックス学習法では、まず、”apple, aaa”, “book, bbb” など、アルファベット26文字の発音に、単語の始めの音(initial sound)を関連付けて教えますが、学習が進むにつれて、短い母音、長い母音、二重の子音、二重の母音など、覚えるルールが増えて学習内容がどんどん難しくなります。一般的なフォニックス教授法では、子どもたちに文字の音とルールを実際の単語と関連づけて覚えさせるために、フラッシュ・カードやワークシートなどを使って教えます。しかし、こうした暗記式の学習方法は、低年齢の子どもたちには適していません。
Zoo-phonics©メソッドについて
Zoo-phonicsは、複雑なフォニックスのルールを楽しくわかりやすく学べるように、1983年、米国カリフォルニア州の小学校教師により考案された教授法です。学習障害のある子どもたちを教えていたGigi Bradshawは、様々な工夫の中で、人間の脳が、身体で繰り返すことを早く習得し、身体が覚えた運動感覚を忘れないことに着目。子供がフォニックスの音とパターンを楽しく早く覚えるために、アルファベットの文字と26匹の動物キャラクターを組み合わせ、その動物を疑似化した身体の動作(ボディ・シグナル)を考案しました。このメソッドは、たちまち子どもたちを夢中にさせ、その結果、学習効果も向上。現在では、全米の多くのプリスクール、キンダーガーテン、小学校の英語教育で採用されて、「Zoo-phonics」は米国の教育雑誌『ラーニング・マガジン』で312種類の教材の中から<スクール教師たちが選ぶベスト教材>に選ばれています。
日本では、2001年にズー・フォニックス・アカデミーが初めてZoo-phonicsを取り入れて以来、全てのプログラムでフォニックスを教えています。幼児や初心者向けクラスでは、子どもたちが大好きな動物キャラクターと、歌やダンスをまじえた身体全体を使った楽しいレッスンで、伸び伸びと自然に能力を高めていきます。中級レベル以上では、Zoo-phonicsのワークブックとリーディング教材を使用して、英語の4技能をしっかりと伸ばします。